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衣食住
衣食足りて、住に考えが及ぶ時、やっと人としての生活になる。衣食だけにしか考えが及ばない時は、生きるためにだけ生活がある。住に考えが及ぶにいたってやっと人に進歩と向上が訪れる。そんな風に考えると、住宅リフォームにたずさわらせていただくと言うことに重みを感じる。雨風をしのぐだけでなく、その中に文化的な生活が芽生え、どんどん向上してゆく生活。私が子供の頃には、湯沸し器なんて無かった。今はどの家にもあるもの。夜も、裸電球一つの下での団欒が、蛍光灯になって明るくなり、いまや明るさではなく省エネを追求するようになった。私のうちは、京町屋だったため、玄関はスケスケの格子戸、夏は涼しくって良いのだが、冬になると内側にビニールを貼り付けて寒さ対策。京町屋は、京都の暑さに対処できるように造られていて、冬には寒さが応える。そんなことを考えて建物の変化を見ると、随分と贅沢になったものだ。これを向上と言うべきか、贅沢と言うべきか悩むところだ。ユニットバスやトイレ、キッチンの進化。電気設備の進歩。本当に加速度的に凄いことになっている。この住宅リフォームの業界に居ながら、取り残されないように情報を集めるのにも一苦労する。あらゆることを知っていなければ、住宅リフォームの仕事は施主に安心していただけない。この業界では、多くの経験経験を積み情報収集を出来るものだけが生き残れると言うことなのかもしれない。





















