ダニ・カビ
ダニの季節に
ダニアレルゲンは室内塵中に存在するアレルゲンのうちの、ヒョウヒダニ(チリダニ科)によるアレルギー症で、ヒョウヒダニの生体・死骸・糞を含めてダニア レルゲンと一般に呼んでいます。
ヒョウヒダニは、コナヒョウヒダニとヤケヒョウヒダニがおもな種類で、家屋内のダニアレルゲンは、空気中と室内塵中に存在 し一般に、空気中のダニアレルゲン量はきわめて少なく、もっぱら室内塵中に存在します。
ダニの防除法としては・物理的'化学的'生物的防除法がありますが、実際には、加熱(日光干し、加熱処理)、乾燥(風通し、加熱乾燥、除湿)、衝撃(掃除 機による吸引)などが有効です。
一方、ダニアレルゲンの除去法としては、物理的方法しかありません。殺虫剤で殺しても、アレルゲンはそのまま残るからで す。
ダニ・カビシーズン
家屋内に生息するダニ(家屋内固有種)の繁殖条件は、種類に関係なくほとんどすべて共通で温度20~℃、湿度60%以上(最適は60~80%R.H.)で す。日本の気温、外気湿度をみても、一年の4カ月はこの範囲に入りこの時期はカビ・ダニのアレルゲンの空気中の飛散を考えなければならない。風でもないの にのどがかゆい、咳が出るといった症状はカビ・ダニアレルゲンによるアレルギー性喘息や肺炎等のうたがいがあります。
アレルゲン対策
ヒョウヒダニ(チリダニ科)以外のダニは、殺せば防除作業はすべて終了しますが、ヒョウヒダニは殺しただけではアレルゲン量が減少しないのです。ヒョウヒダニは生体・死骸・糞のすべてがアレルゲンになるわけですから、殺しただけではアレルゲン量は変わりません。
ダニの生息条件
家ダニの生息条件屋内に生息するダニの繁殖条件の一つは、高温多湿の環境があることです。温度20~30℃、湿度60%R.H.以上(最適 60~80%R.H.)で、ダニは盛んに繁殖します。温度の適性範囲は20~30℃であっても、範囲外の4℃でも湿度があれば繁殖はできませんが生きてい かれます。
家屋内には人の居住により、室温は10~30℃に保たれることが多く、この温度はダニにも問題はありません。
一方、低い湿度に強いヒョウヒダニ(チリダニ科)でも、温度25℃で湿度50%R.H.なら11日で死ぬとの報告もあるほど、低い湿度では生息できません。
ヒョウヒダニでも、少なくとも含水量約12%の餌を必要とし、その含水量を保つには湿度60%R.H.以上なくてはなりません。
カビの臭い
杏林大学医学部研究チームによれば、カビの臭いはそれに慣れてほとんど感じなくなっても脳にストレスを与え、アルファ波が3割も減少するとの実験結果を発 表しました。子供たちの部屋は、どうでしょうか?密閉状態で、掃除をしない状態が続きますと、当然カビが増えます。連鎖的にダニやハウスダストも増えま す。こういう環境では、必然的にストレスが溜まってきます。
掃除がしやすく、開放的で、風通しがよく、自然素材をフルに活用した空間にしてあげたいですね。
夏型結露
結露による住環境障害は様々な形で現れます。高温多湿の空気が低温度の空間に流れ込んでいっそう湿度が上昇し、これによって結露が促進されるような場合 で、夏季に北側の押入や地下室、倉庫などでよく起こる現象です。この種の結露は比較的熱容量が大きくて断熱性が高い構造に生ずることが多く、換気によって いっそう結露の被害が増すことになるので注意が必要である。





















